骨折後の痛みはどうして取れないの?
最近来られた患者様で、骨折後にギプス固定をしっかりして完全に骨はくっついているが、運動すると痛みがでるという方が来られました。また他の患者さんで骨折したところの近くに痛みが出る、骨折後パフォーマンスが落ちたなど。
どういうことが考えられるのか?
骨折するということは凄く大きな力がその部位にかかったと考えられます。詳しくいうとその部位付近全体に力がかかったと言うことです。
例えば脛骨(すねの骨)を足首を捻り骨折したとすると、まず足首に捻れる力がかかり、膝、股関節、骨盤にもその力が及び、吸収できなくなった限界で骨が折れたと考えられます。
施術としては骨折した部位、その部位の上下の関節の動きが正常かを確認し、正常に動くように施術することで痛みはもちろん骨折以前のパフォーマンスに早期回復が望めます。
どのような姿勢、状態で力がかかったか、どの関節までの動きに制限を起こしてしまっているかを確認し施術することです。
骨折後痛みが取れない原因は骨折した部位に他の離れた関節のズレ、歪みが動きの中で骨折部に緊張を与えてるということが考えられます。