初めてのブログ
この度おおた整骨院のホームページでブログを始めることになりました。
ブログを通じてご自身の体のことをより知ってもらうきっかけになればと思い始めることにしました。
私自身はオステオパシーという医学を勉強する前は漠然と運動は体に良いのだろう、テレビや雑誌で紹介されるこの食べ物は体に良いのだろうと情報に左右されながら自分の体に耳を傾けることなく生活をしてきました。
オステオパシーと出会い体はバランスが取れてこそきちんと動き、機能すると実感し、バランスが取れるような運動の方法、食事の方法は人それぞれ違うということを改めて理解しました。
ご自身の体の声を聴くということは簡単なことの様で難しいものです。「自分ではわかっていると思っていてまだ大丈夫だと、そして急に体に症状が現れるものです。」これは限界は限界を越えてはじめてそこが限界だったとわかるのと同じことだと思います。皆様がご自身の体を知ってもらうことでこの先の病気が予防でき、本当の健康、幸せな生活をおくれると信じています。
ストレスと免疫力の関係
今回はストレスと免疫力について少し書きました。
ストレスというと悪いイメージがありますが人が成長する上で必要なものでもあります。
問題なのが慢性的に続くストレスです、新型コロナウィルスで緊急事態宣が発令され、一度落ち着いたかに思ましたが第2波と呼ばれる現在の状況が続き、自粛要請などまさに慢性的なストレスを引き起こす状況だと思います。
人はストレスを感じると脳に伝わり、腎臓の上にある副腎に指令を出しコルチゾールといういわゆるストレスホルモンを分泌させます。
コルチゾールはストレスに対抗するために炎症を抑えたり、血糖値や血圧を調整しストレスを緩和させる働きがありますが一方で免疫細胞の活動を抑えてしまいます。
慢性的に続くストレスは神経にも影響し長く続くこの状況では神経の反応も少なくなってしまいます。そして内臓同士の連絡が上手くいかなくなり、腹部あたりにストレスが溜まってきてしまます。
結果、消化器系に影響し、胃潰瘍や過敏性の大腸炎を起こしたりします。
鍵となるのが副腎です。
副腎は50種類以上のホルモンを生産、分泌しており、度重なるストレスで副腎が疲弊すると高血圧や慢性疲労、糖尿病、アレルギー、動脈硬化、認知症などの不調や疾患の原因になることが判明されています。医療先進国アメリカなどでは、まず副腎をケアしてホルモンの状態を正常に戻したうえで、それらの疾患を治療することが基本となっているそうです。
ここで皆様に副腎が疲れている免疫力が下がっているサインがあります。
※朝起きても疲れが取れていない、怠さを感じる。
※ずっと便秘や下痢などの消化器の状態が良くない。
※風邪をひきやすい、なかなか治りきらない。
※手足の末端が冷えやすい。
※肌荒れがひどくなっているなど。
※口内炎ができやすい、突然ヘルペスができた。
※膀胱炎になりやすい。
副腎を正常に回復させるためには、運動、睡眠、食事を改善しなければなりません。
運動は次の日に疲労が残らない程度で私は週に3日か4日、時間は30分〜40分程度のウォーキングをしています。
睡眠は11時〜12時の間で寝る様にしています。早い時は10時半頃に寝ています。
食事に関しては甘いもの(糖質)をできるだけ避け、添加物などもできるだけ取らない様にしています。
何か症状が出ている方はまず症状が治るまでは、食事と睡眠に関しては特にアドバイスさせてもらっています。
忙しく頑張っている方々に
ご自身の体に耳を傾け、毎日の生活の中で時間を作り、運動や睡眠、食事を改善することで今までよりも仕事の効率が上がり、家族や会社での人間関係が上手くいくようになるそういう環境ができると思っています。